サウナブームの中、お家にサウナを導入し自宅用サウナを楽しむ人が増えています。
自宅にサウナと聞くと、ハードルが高いイメージなのですが電気ストーブですと安全に思ったよりも簡単に導入することが可能です。
おすすめのサウナ用電気ストーブを紹介しながら、費用などについて解説していきます。
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サウナ用の電気ストーブ200Vのおすすめ一覧
まずは、サウナ用電気ストーブ200Vのおすすめを紹介していきます。
Harvia社製KIP6・KIP8:電気式サウナストーブ(200V)
価格 | 出力(kw) | 熱源 | ロウリュ |
---|---|---|---|
KIP6:¥484,000 KIP8:¥533,500 | KIP6:5.5kw KIP8:7.4kw | KIP6:単相200V KIP8:単相200V | 可 |
KIP6とKIP8は、サウナストーブシェア世界ナンバー1のHarvia社製のスタンダードモデルです。
外部コントローラーが付属しているので、手軽で使いやすいですね。
電気式のスタンダードは、初めてのお家サウナを設置する人に向いていますし、ロウリュも可能です。
出力が高いと、お値段も高くなりますのでサウナ室のサイズに合わせた出力で選ぶのが良いでしょう。
5㎡に対して、5kw~6kw程度が最適とされています。
Harvia社製DELTA3:電気式サウナストーブ(200V)
価格 | 出力(kw) | 熱源 | ロウリュ |
---|---|---|---|
¥423,500 | 2.7kw | 単相200V | 可 |
DELTA3はスタンダードタイプに比べ、非常にコンパクトなタイプになっています。
庭などの屋外ではなく、屋内にサウナを作る際には向いていますね。
コンパクトなタイプですが、ロウリュも可能なのでしっかりと本格的サウナを楽しむことができます。
Harvia社製CILINDR06:電気式サウナストーブ(200V)
価格 | 出力(kw) | 熱源 | ロウリュ |
---|---|---|---|
¥720,500 | 5.5kw | 単相200V | 可 |
CILINDR06は、スタンダードタイプと比べてサウナストーンが3倍以上の80㎏も使えるハイエンドモデルになっています。
ロウリュをより楽しめるタイプになっているので、本格的ロウリュがお好みな人におすすめですね。
ハイエンドモデルですので、屋内サウナはもちろん電源が確保できれば屋外のサウナでもパワーを発揮してくれます。
サウナ用の電気ストーブ100Vのおすすめ一覧
次に、熱源出力の低い100Vタイプの物から見ていきましょう。
100Vタイプは、一般家庭の電源で使用できるのでリーズナブルでコンパクトなものとなっているのがほとんどですが、販売自体があまり多く行われていない傾向にあります。
ステンレス鋼電気サウナストーブ(100V)
価格 | 出力(kw) | 熱源 | ロウリュ |
---|---|---|---|
¥19,993 | 3.0kw | 単相110V | ✖ |
100Vタイプでストーブのみの販売は非常に珍しく、劣化しにくいステンレス仕様となっています。
自宅で100Vを使用していて、故障した場合などに交換するのに向いているようなタイプですね。
サウナストーンなどの付属はなく、ロウリュは不可となっています。
おうちDEサウナ用電気ストーブ(100V)
価格 | 出力(kw) | 熱源 | ロウリュ |
---|---|---|---|
¥81,800 ※テントや付属品含む | 記載なし | 単相100V | 可 |
こちらは1人用のポップアップテント、サウナストーン2㎏など付属品がありついてすぐに1人サウナができるものになっています。
サウナストーン付きで、ロウリュが可能、自宅のベランダやキャンプにも持っていけるサイズになっています※要電源
サウナ用の電気ストーブ200Vと100Vどちらを選ぶ?
サウナ用の電気ストーブ、200Vと100Vのおすすめを紹介してきましたが、どちらを選べば良いのか?について見ていきましょう。
まずは、100Vと200Vの特徴について比較してみましょう。
100Vの特徴 | 家庭用電源で使える セットになっていることが多い 設置が簡単 熱量は弱い 取り扱いが少ない |
200Vの特徴 | 本格的なサウナに近い 電気変換工事が必要 価格が高額 |
100Vと200Vでは、特徴に大きな差があります。
100Vタイプが向いているのは、下記のような人です。
- 一人で自宅でサウナを楽しみたい
- 簡単にサウナを楽しみたい
- あまりお金をかけたくない
100Vは値段もお手頃で、家庭用電源を利用できるためすぐに使い始めることができるのが嬉しいポイントです。
特にサウナ初心者で、何からはじめれば良いのか迷っている人に向いていますね。
逆に、200Vに向いているのは下記のような人です。
- 本格的なサウナを楽しみたい
- 自宅や庭に広めのスペースが確保できる
- とにかくサウナにこだわりたい
- 友達や家族ともサウナを楽しみたい
200Vは、電気工事が必要なケースが多くかなりこだわりが強い人に向いていると言えますね。
サウナが好きで、より本格的なものを楽しみたい!という方に非常にピッタリです。
サウナ用の電気ストーブを設置する前の注意点
サウナ用の電気ストーブを設置する前に、理解しておいてほしい注意点をまとめていきます。
200V電源に対応した設備が必要
上記でも触れてきましたが、200Vタイプのものは通常一般家庭の100V電源よりも強いパワーが必要なため200V電源を準備する必要があります。
工事は割と簡単で、あまり時間もかかりませんので不安に感じる必要はありません。
ですので、サウナ用電気ストーブの設置を決めたらすぐに工事を行う事をおすすめします。
ロウリュは本体が温まってから利用する
ロウリュは、しっかりと本体が温まってから利用するようにしてください。
本体の温まりが足りない状態でロウリュを行ってしまうと、ストーブの故障の原因となってしまうことがあります。
しっかりと本体の温度を高め、サウナストーンがよく熱された状態でロウリュを行いましょう。
サウナ用の電気ストーブにかかる費用相場
サウナ用の電気ストーブには、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?
平均的な相場を見ていきましょう。
ストーブ本体の費用 | 100V:2万~※単体では販売されていないことが多い 200V:40万~※平均的な価格 |
電気変換工事 | 3万円程度※200Vの場合 |
配線工事 | 10万円程度※200Vの場合 |
電気代 | 1時間:約100円 |
サウナ用の電気ストーブは、200Vのものを使用する場合2電気変換工事が必要となります。
また、サウナ内に配線工事を行う必要もあるため初期費用として本体プラス工事費がかかって50万からの費用が予想されます。
維持費に関しては、電気ストーブは使用の度に電気代がかかる程度でメンテナンスは使用の度にお掃除を少ししておけば良いでしょう。
サウナ用の電気ストーブの特徴
サウナ用の電気ストーブの特徴について、まとめていきます。
- 薪ストーブに比べ、メンテナンスが楽
- 操作が簡単
- 初期費用がかかるけれど維持費は抑えられる
- 広いサウナより狭いサウナ向き
薪ストーブに比べ、メンテナンスが楽
薪ストーブは、薪を使用するため灰がでたりするのでこまめなメンテナンスが必要となってきます。
それに比べるとメンテナンスは、本体を拭いたりサウナストーンがあれば汚れを確認して掃除するくらいになってきますので、非常に楽です。
また、薪を補充せずに済むので気軽にサウナを楽しむことができますね。
操作が簡単
薪ストーブは、薪を準備したり作業がありますが電気ストーブの場合だとスイッチを入れて温まるのを待つだけなので、非常に操作が簡単です。
複雑な機械を触るのが苦手な人は、操作が簡単な電気ストーブが良いですね。
サウナストーンが付属していればしっかり温め、アロマ水をかけてロウリュを楽しむこともできます。
初期費用がかかるけれど維持費は抑えられる
電気ストーブは、本体価格だけでなく配線工事や変電工事など必要に応じますが工事費用がかかってしまうことが大半です。
初期費用がどうしてもかかってしまいますが、一度設置してしまえば維持するには簡単なメンテナンスと電気代だけがかかってくる程度なので楽ですね。
広いサウナより狭いサウナ向き
薪ストーブと比べると、熱を発する速度が違うため広いサウナだと全体を温めるのに時間がかかってしまいます。
ですので、あまり広いサウナ向きではありません。
屋外のサウナでも2~3人程度のものや、屋内のサウナに向いていますね。
サウナ用の電気ストーブのメリット・デメリット
サウナ用の電気ストーブの特徴を踏まえ、そこからわかるメリットデメリットを理解していきましょう。
メリット | 薪ストーブより維持費が安い メンテナンスと操作が楽 火気を必要としないので安全 |
デメリット | 初期費用がかかる 薪ストーブより温度は低い 広いサウナには向かない |
メリットとしては、使いやすさやメンテナンスのしやすさが初心者向けだと感じられますね。
また、火を使用しないので一酸化炭素中毒などの危険性や、火災の確率もぐっと下がります。
デメリットとしては、設置に費用がかかることや温度が上がりにくく広いサウナや本格的なサウナを求める人には物足りなさがあるかもしれません。
サウナ用の電気ストーブがおすすめな人
メリットやデメリット、特徴を理解するとどんな人におすすめなのか?が見えて来ますね。
サウナ用の電気ストーブは、こういった人におすすめです。
- サウナ初心者
- 小さめのサウナを設置したい人
- 火を使うのがあまり好きではない人
- 安全性を重視したい人
メンテナンスのしやすさや、維持費のお得さからサウナ初心者の人にとてもおすすめです。
もちろん、サウナ玄人でも火を使うのがあまり好きではなかったり、煙突の設置などの手間をかけたくない人や薪の準備などが面倒な人にもおすすめです。
メリットデメリットをよく知り、ご自身の望むものを選ぶことが重要です。