「自宅でいつでも気軽にサウナに入れたらいいのに・・・」

サウナ好きな人は一度は思った事があるのではないでしょうか。

家庭用・自宅用サウナを設置する、作る、となるとハードルが高いイメージですが意外と簡単にできてしまうこともあるんです!

今回は、自宅用サウナを作る方法とかかる費用、メリットとデメリットなど気になるポイントを解説していきます。

自宅用のサウナの種類と特徴を紹介!

自宅用サウナのイメージ

まずは、自宅用のサウナにどんな種類があるのかを特徴も一緒に紹介していきます。

  • 室内サウナ・・・スペースが大きく必要、バリエーションが豊富
  • 屋外用サウナ・・・庭など広めのスペースが必要、本格的なサウナ
  • スチームサウナ・・・簡単な折り畳みタイプがあり持ち運びも可能
  • 赤外線サウナ・・・据え置きタイプ、ドームタイプと分かれていて価格も幅広い
  • テントサウナ・・・ベランダなどで使用可能、ロウリュがOKなものも
  • ミストサウナ・・・壁掛け式や天井に埋め込むタイプなど工事が必要なものも

たくさんの種類がありますし、価格も幅広くストーブの種類をガス・電気から選ぶことができるものもあります。

それぞれ特徴や種類がありますので、サウナごとの予算や設置場所など詳しく解説していきます。

解説を参考に、お家の状況など自分に合うサウナを見つけてくださいね。

自宅用の室内サウナ

自宅用の室内サウナは、コンパクトなものから大きめのサイズのものまで分かれています。

よくイメージされる室内サウナと言えば、下記のような埋め込み型が多いかもしれません。

屋内用・自宅用サウナ

インドアサウナゆったり4名用

埋め込みのようなタイプは、新築の際に設置するかリフォームなどが必要になるケースが多いため費用もかなりかかってしまいがちです。

ただ、本格的なサウナが欲しい人は非常に向いています。

小さい据え置きタイプですと、自分で組み立てることのできるものも多く費用もぐっと抑えることができます。

自宅用サウナの設置イメージ

インドアサウナぴったり2名用

賃貸でも使用できるものもあるので、引っ越しの多い人はこういったタイプを選ぶのが良いでしょう。

自宅用の室内サウナの費用感

費用の比較をしてみると、やはり埋め込みは高めとなります。

タイプ費用相場
据え置き型1~2人用:35万~
~4人用:65万~
埋め込み型150万~

据え置き型も、施工は業者に任せると工賃がかかるのでぐっと上がってしまう場合もあります。

基本的に電気ストーブなのですが、薪ストーブが利用できる場合もあります。

自宅に広い庭がある方向け!屋外用バレルサウナ

広いお庭や別荘を持っている人におすすめなのが、『バレルサウナ』です。

バレルサウナ

バレルサウナぴったり2名用

見た目におしゃれな樽の形が特徴的です。

樽型なので天井が丸く、空気が巡回しやすく熱効率も良いのでロウリュも可能なものが多いですね。

屋外用ですから、自然の中でサウナを楽しみたい人に向いています。

自宅用の屋外サウナの費用感

タイプ費用相場
樽型・スクエア型30万~(2人用)

木材の質や、加工などによって価格はぐっと変化する場合があります。

業者によってはカスタムが可能で、大きく作ってもらうこともできます。

自然の中で、親しい人や家族とサウナを楽しめると言うのは非常に素敵ですね!

自宅用スチームサウナ

自宅用のスチームサウナは、購入しやすい価格帯な上にコンパクトなものがとても多くなっています。

サウナボックス

家庭用サウナボックス

賃貸で利用することはもちろん、電源があればベランダなどでも使用することができます。

スチームサウナ

折り畳みスチームサウナ

コンパクトに収納できるものが多く、設置も1人で十分可能なものがほとんどです。

自宅用スチームサウナの費用感

価格を考えると、非常にお得ですよね。

タイプ費用相場
折り畳みタイプ2万~(1人用)

サウナは高額でなかなか手が出ない、そんなイメージを覆すような費用感です。

自宅用赤外線サウナ

遠赤外線は、体を芯から温めてくれるので体温上昇が長く続きやすく冷え性の女性から人気があります。

自宅用ですと、ドームタイプやシートタイプのものがあります。

サウナドーム

サウナドーム 遠赤外線サウナ

ドーム型は、パワーがしっかりあるものが多く自宅用だけでなくサロン用としても使用することができるレベルのものです。

ドームのサイズや、パワーなど様々な種類があり価格の幅も広くなっています。

ヒートマップ

ヒートマット

シートタイプですと、自宅で寝ながら使用できるので非常に便利です。

全身が疲れやすい人や、ストレスを強く感じている人に非常におすすめです。

岩盤浴のような効果のあるタイプですと、金額はぐっと上がりますが家でいつでも使用できるとなると欲しくなってしまいますね。

自宅用赤外線サウナの費用感

費用感としては、とてもお手頃価格となっています。

タイプ費用相場
ドームタイプ3万~
エステでも利用できるレベルは30万~
シートタイプ2万~

ただ、エステで施術前に使用するものなどはパワーが強いため、高価なものもあります。

自宅用テントサウナ

テントサウナは、昨今のキャンプブームもあって使用する人が増えています。

大型のものや、ロウリュを利用する場合は屋外での使用が向いていますのでキャンプのお供にするケースが多いようです。

サウナテント

ロウリュ用サウナテント[kajaani(カヤーニ)]

大型のテントサウナだと、4~8人は入れるものも。

組み立てと、ストーブなど準備に少し手間はかかるかもしれませんが慣れればすぐに組み立てられそうです。

大型のように外で楽しむよりも、自宅の庭やベランダで楽しみたい人にはソロタイプがおすすめです。

サウナテント ソロ

サウナテント ソロ

ベランダで使用する場合は、ストーブは電気が良いでしょう。

薪ストーブを使用したい人は、ソロタイプでも庭など広いスペースを確保する必要がありますね。

自宅用テントサウナの費用感

サイズによって価格帯が変わりますが、ストーブがないと下記のような感じです。

タイプ費用相場
ソロタイプ3万~
ワイドタイプ6万~

ロウリュをしたい人は、ロウリュが可能なストーブを選びましょう。

ロウリュでも、ドライでもどちらでも使用できるストーブもありますのでどちらか迷っている場合はそういったものを選ぶのが良いでしょう。

自宅用ミストサウナ

ミストサウナはタイプが豊富で、費用感にも差があります。

壁掛けタイプ

自宅用ミストサウナ

壁掛けタイプ 在来浴室後付け用

壁掛けタイプは、後付けで設置することができるので本格的なミストサウナを求める人におすすめです。

ミストサウナだけでなく、浴室乾燥機との一体型になっていることがほとんどなのでそちらも欲しい人にはピッタリですね。

天井埋め込みタイプ

自宅用ミストサウナ

浴室暖房乾燥機 (ミスト付)

天井埋め込みタイプは、新築の段階で設置されていることが多く後から設置するとなると工事費がかなりかかってしまいます。

こちらも浴室乾燥機がセットになっていることが多いため、欲しい人は家を買う際に設置しておくと良いでしょう。

簡易取り付けタイプ

自宅用ミストサウナ

ノーリツ マイケアミスト

簡易取り付けタイプは、お手頃なために人気が高く売り切れているところも多く見かけました。

DIY好きな人ですと、自分で設置することが可能なため選ぶ人も多いようです。

自宅用ミストサウナの費用感

ミストサウナは、タイプが豊富で費用感もバラバラです。

タイプ費用相場
壁掛け7万~
天井埋め込み10万~(工事費別)
簡易取り付け4万~

メンテナンスにかかる費用や場合によっては工事費も想定されるので、慎重に選択すると良いでしょう。

自宅用のサウナの種類別費用まとめ

今回紹介した自宅用のサウナを種類別に費用を比較してみましょう。

タイプ費用相場
室内用据え置き型1~2人用:35万~
~4人用:65万~
室内用埋め込み型150万~
屋外用バレルサウナ30万~(2人用)
スチームサウナ2万~(1人用)
赤外線サウナドームタイプ3万~
エステでも利用できるレベルは30万~
赤外線サウナシートタイプ2万~
テントサウナ大型タイプ3万~※ストーブ含まず
テントサウナソロタイプ6万~※ストーブ含まず
ミストサウナ壁掛けタイプ7万~
ミストサウナ天井埋め込みタイプ10万~(工事費別)
ミストサウナ簡易取り付けタイプ4万~

想像してた以上に高価なものも、思ったよりもお手頃価格なものも揃っていることがわかりますね。

自宅でサウナを楽しむのは、意外にハードルが低いことになっていると感じます。

自宅用のサウナのメリット・デメリットは?

実際に自宅に導入する前に、自宅用サウナに関してのメリットとデメリットがをよく理解して検討してくださいね。

メリット①好きな時にサウナに入れる

なんといっても、これが一番大きなメリットですよね。

夜中でも早朝でも、人に気兼ねせずにサウナを楽しむことができます。

メリット②人目を気にしなくて良い

真面目な人ですと、マナーやひとからの視線を気にしてしまいがちです。

逆に他の利用客のマナーが悪いと気になる場合もあるので、そういった他人を気にすることがなくて良いのは気持ちが楽ですよね。

スタイルや格好を気にすることがないので、よりストレスフリーで楽しめそうです。

メリット③混雑に左右されない

昨今のサウナ人気で、施設によっては混雑していて楽しめないと感じる場合も。

自宅にサウナがあれば、もちろん待ち時間や混雑状況を気にすることもありません。

メリット④利用料がかからない

サウナ施設を頻繁に利用すると、もちろんそれだけ利用料がかかりますよね。

高い施設ですと、2~3,000円ほどかかってしまいますよね。

そういった施設利用料金ではなく、光熱費で済むのでかなり金額も抑えることができます。

デメリット①初期費用がかかる

サウナを設置する際や、道具を購入するなど初期費用がかかります。

ただ、使用するサウナによってはそこまで金額が大きいわけではないので、ご自身のお財布事情に合わせて選ぶのがポイントですね。

デメリット②準備や後片付けが必要

施設などを利用すると、片付けや準備の必要はありませんが自宅用はそうはいきません。

全て自分で準備することとなります。

ただ、テントサウナのようにキャンプで使用するとなると、仲間と一緒に準備したりすることも楽しみになりますね。

デメリット③スペースが必要

自宅に据え置いたりする場合は特に、広めのスペースが必要となります。

屋外用のものも、もちろんスペースが必要です。

設置スペースを確保できるものを選ぶのが良いでしょう。

デメリット④メンテナンスが必要

ロウリュを行ったり、ミストサウナなどは特にカビが発生したりする可能性があります。

掃除など、メンテナンスが必要となり故障が起これば修理費用もかかってしまいます。