サウナ好きなら誰しも憧れる『自宅用サウナ』。
自宅用サウナを作る!となるとサウナ室はもちろんサウナ用のストーブが必要となってきます。
サウナ用ストーブはどんなものを選べば良いかご存じですか?
今回は、サウナ用ストーブの種類や選び方、コスト面についても解説していきます。
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サウナ用ストーブ比較表
まずは、サウナ用ストーブのおすすめを一覧にして紹介していきますね。
画像 | タイプ | 価格 | 出力 | 熱源 | ロウリュ | 詳細ページ |
---|---|---|---|---|---|---|
電気式 | KIP6:¥484,000 KIP8:¥533,500 | KIP6:5.5kw KIP8:7.4kw | 単相200V | 可 | 詳細ページへ | |
電気式 | CILINDR06 ¥720,500 | 5.5kw | 単相200V | 可 | 詳細ページへ | |
電気式 | DELTA3 ¥423,500 | 2.7kw | 単相200V | 可 | 詳細ページへ | |
電気式 | Sense Sport 2/4 ¥396,000 | 4.5kw | 単相200V | 可 | 詳細ページへ | |
電気式 | おうちDEサウナ用電気ストーブ ¥81,800 ※テントや付属品含む | 記載なし | 単相100V | 可 | ― | |
薪式 | M3 ¥617,100 | 16.5kw (火力) | ― | 可 | 詳細ページへ | |
薪式 | HIVE WOOD13 ¥502,700 | 13kw (火力) | ― | 可 | ― | |
薪式 | SUNGA ¥49,800 | ― | ― | 可 | ― | |
薪式 | Legend150 ¥759,000 | 16kw (火力) | ― | 可 | 詳細ページへ |
比較して見るとわかりやすいのですが、電気ストーブに比べ薪ストーブの出力は非常に大きいですね。
薪ストーブの方が、やはり本格的サウナを楽しむことができる熱量を感じられるということです。
かといって、電気ストーブでもロウリュを行えるものも多いので電気ストーブが劣っているわけではありません。
薪ストーブ、電気ストーブそれぞれに特徴があり向いている人向いていない人がいます。
各ストーブの特徴やおすすめのポイントなどをまとめた記事を参考にしてください。
サウナ用ストーブにかかる費用
サウナ用のストーブを設置するとなると、どれくらいの費用がかかるのか?について見ていきましょう。
初期(設置)にかかる費用
設置する際にかかる初期費用を、各タイプごとに見ていきましょう。
薪 | 電気 | ガス | |
---|---|---|---|
本体価格 | 40万円~が多い ※煙突代含 | 40万~ ※平均的な価格 | ― |
電気工事費用 | ― | 3万円程度 | ― |
配線工事費用 | ― | 10万円程度 | ― |
合計 | 40万円~ | 53万円~ | ― |
電気ストーブの場合は、配線工事や電気の変換工事が必要となってきます。
日本では、通常は100V電源が主流ですがサウナはより高い電源が必要となるので、200V電源への変換工事が必要となってしまうことがほとんどです。
ガスタイプのストーブは、一般家庭向けのものは現在は取り扱われておらず施設向けのプロ仕様のもののみとなっています。
燃料にかかる費用
毎日サウナを利用するには、熱を作るための燃料が必要となってきます。
そのコストについても見ていきましょう。
1回 (1時間あたり) | 月額 (週3回利用の場合) | 月額 (毎日利用の場合) | |
---|---|---|---|
電気ストーブ | 100円 | 1,200円 | 3,000円 |
薪ストーブ | 530円 | 6,360円 | 15,900円 |
電気ストーブは、工事が完了すれば燃料としては電気のみなのでランニングコストは安く済みますね。
薪ストーブは、毎回薪を必要とするのでどうしてもコストが上がってしまいます。
ただ、熱源が火なので温まりやすくより高温のサウナを楽しむことが可能です。
サウナ用ストーブの種類と特徴
サウナ用のストーブの種類ごとに、どんな特徴があるのかを見ていきましょう。
薪 | 電気 | ガス | |
---|---|---|---|
メリット | 温まるのが速い 炎によるリラックス効果がある 電源などがなくても使用できる キャンプでも使える | メンテナンスが楽 コストが低い 操作が簡単 一酸化炭素の心配がない | 燃料費がかかりにくい メンテナンスが楽 本格的サウナが楽しめる |
デメリット | メンテナンスが手間 薪代がかかる 煙突の設置が必要 安全への注意が必要 | 初期費用がかかる 温まりにくい | 一般家庭には向かない |
メリットデメリットを見て行くと、薪が広めの屋外サウナやバレルサウナ向きで電気ストーブが屋内の小型サウナに向いていることが見えて来ますね。
また、ガスは安全性にも配慮がかなり必要となってきますので施設向きで、家庭用サウナには向いていないこともわかります。
各種類ごとに向き不向きがあるので、そういった点をよく理解して設置するのが良いでしょう。
サウナ用ストーブの選び方
サウナ用のストーブの特徴や、コスト面について見てきたところで実際はどのように選べばよいのか?について見ていきましょう。
サウナ用ストーブを選ぶ前の確認事項
サウナ用のストーブを選ぶ前に、確認しておいてほしい条件をストーブ別にまとめていきます。
ストーブの種類 | 設置に必要な条件 |
---|---|
薪 | ・火を使っても大丈夫な場所か ・薪を入手しやすいか、保管場所は確保できるか |
電気 | ・電源を用意できるか ・200V電源に変換できるか |
ガス | ・ガスを使用できる環境であるか |
使いたいストーブに合わせて、条件を整えることも重要です。
本格的なサウナを求める人は薪ストーブを選ぶのがおすすめ
薪ストーブは、温度が上がりやすいためロウリュも行いやすく本格的なサウナを求める人にとてもおすすめです。
ただ、設置するには煙突を準備したり薪を確保する必要があるため、そういった準備ができることが必要となってきます。
お家サウナがしたい人は電気ストーブを選ぶのがおすすめ
電気ストーブは、操作が簡単であることや火を使わない分安全性が高いことからお家サウナに向いています。
屋外のサウナだと、温めるのに時間がかかるので屋内の方が向いていますね。
メンテナンスも簡単なので、初めてサウナを設置する人には特におすすめです。
とことんこだわりたい人はガスストーブを選ぶのがおすすめ
画像引用:株式会社アクアエンタープライズ
ガスストーブは、上記でも触れてきたように施設向きのレベルのものです。
施設経営したい人や、施設レベルのサウナが欲しい人にはおすすめですね。
ただ、業者レベルのものですので初期費用がかかることが予想されます。
サウナストーブおすすめランキング
サウナ用ストーブ比較表で紹介したストーブを、ランキング形式で紹介していきます。
1位:Harvia社製CILINDR06(電気式)
価格 | 出力(kw) | 熱源 | ロウリュ |
---|---|---|---|
¥720,500 | 5.5kw | 単相200V | 可 |
こちらのストーブがすごいのは、サウナストーンが80㎏も使えるというところ。
電気ストーブだと、どうしても熱パワーは薪ストーブに負けてしまいがち。
でも80㎏もサウナストーンがあれば、ロウリュでサウナ室温をぐっと高めることが可能です。
普通の電気ストーブとは一味違う!といった感じですね。
2位:Harvia社製KIP6・KIP8(電気式)
価格 | 出力(kw) | 熱源 | ロウリュ |
---|---|---|---|
KIP6:¥484,000 KIP8:¥533,500 | KIP6:5.5kw KIP8:7.4kw | KIP6:単相200V KIP8:単相200V | 可 |
電気式で、とても扱いやすくスタンダードなタイプです。
初めてのお家サウナに向いているので、初心者の人はこういったサウナストーブから始めるのが良いでしょう。
お家に設置するサウナ室のサイズに合わせ、出力を選べるのも嬉しいポイント。
3位:Harvia社製DELTA3(電気式)
価格 | 出力(kw) | 熱源 | ロウリュ |
---|---|---|---|
¥423,500 | 2.7kw | 単相200V | 可 |
Harvia社製の中でも、かなり小さいサイズになっています。
一人用サイズの小さめのサウナに、とても向いていますね。
小さ目でもちゃんとサウナストーンを使うことができますし、コンパクトでとても扱いやすいタイプです。
4位:SUNGA(薪式)
価格 | 出力(kw) | 熱源 | ロウリュ |
---|---|---|---|
¥49,800 | ― | ― | 可 |
こちらはお家用と言うよりは、どちらかと言うとキャンプ用と言う方が強いかもしれません。
持ち運びが可能なため、自宅のお庭もしくはキャンプのお供に最適です。
通常のキャンプ用のサウナストーブより、サウナストーンを置きやすい構造になっているので外でもロウリュが可能です。
5位:Sense Sport 2/4(電気式)
価格 | 出力(kw) | 熱源 | ロウリュ |
---|---|---|---|
¥396,000 | 4.5kw | 単相200V | 可 |
安全性の高い電気式で、操作しやすいオーソドックスなタイプです。
コンパクトな割に熱の上昇も速いので、家庭サウナ用として非常に優れています。
見た目にもおしゃれで、サウナ室に設置した際に空間にとても馴染みやすくなっていますね。
6位:HIVE WOOD13(薪式)
価格 | 出力(kw) | 熱源 | ロウリュ |
---|---|---|---|
¥502,700 | 13kw (火力) | ― | 可 |
本格的サウナを作ることのできる、薪ストーブの中でもサウナストーンを90㎏も使用できるものになっています。
薪を入れるところから燃焼している様子が見えるタイプなので、焚火による癒し効果も期待できますね。
7位:おうちDEサウナ用電気ストーブ(電気式)
価格 | 出力(kw) | 熱源 | ロウリュ |
---|---|---|---|
¥81,800 ※テントや付属品含む | ― | 単相100V | 可 |
自宅でサウナをする上でとても簡易的なタイプですね。
ストーブだけでなく、テント部分などもセットになっているので初心者向けになっていますね。
基本的に1人用タイプなので、あまり複数人で楽しめるものではありません。
8位:Legend150(薪式)
価格 | 出力(kw) | 熱源 | ロウリュ |
---|---|---|---|
¥759,000 | 16kw (火力) | ― | 可 |
本格的仕様となっていて、使用できるサウナストーンはマックスで120㎏と玄人用といった感じですね。
火力も高く、サウナ室を温めるスピードも速いのですが薪ストーブは全体的に扱いに注意も必要ですから慣れた人におすすめです。
9位:Harvia社製M3(薪式)
価格 | 出力(kw) | 熱源 | ロウリュ |
---|---|---|---|
¥617,100 | 16.5kw (火力) | ― | 可 |
火力が高く、サウナストーブの扱いに慣れている人向けのタイプになっています。
Harvia社製M2より、スタイリッシュなデザインなのでサウナ室にも馴染みやすいですね。